コーヒーを淹れたり、焙煎したりしていると、思っていたものと違う結果になることがあります。
「失敗した」と感じることもあります。
では、何をもって失敗とするのでしょうか。
たとえば、いつもより苦いコーヒーになったとします。
苦くしたくなかったのなら、目指していた結果とは違います。
でも、苦味のあるコーヒーを作ろうとしていたのなら、同じ結果でも失敗とは言えません。
結果だけを見て、失敗かどうかが決まるわけではありません。
何をしようとしていたのか。
その目的と結果を比べて、初めて判断することができます。
そして、思っていた結果にならなかったときには、もう一つできることがあります。
「なぜ違ったのか」を考えることです。
豆が違ったのか。
温度が違ったのか。
時間が違ったのか。
それとも、自分が考えていたこと自体が違っていたのか。
一つずつ見ていくと、次に変えるところが見つかることがあります。
そう考えると、思いどおりにならなかった結果にも情報があります。
もちろん、すべての失敗を「良い経験だった」で済ませればいいわけではありません。
同じ失敗を繰り返さないためには、何が起きたのかを見て、次の行動を変える必要があります。
失敗したかどうかだけで終わらせず、何が違って、次に何を変えるのかを考える。
そうすると、失敗は単なる良い・悪いの判定ではなく、次の判断に使える材料になります。