コーヒー豆の価格には、いろいろな違いがあります。
産地、品種、収穫量、精製方法、流通、保管、焙煎など、
価格に関係する要素はいくつもあります。
ただ、価格が高いから必ず自分にとっておいしい、
というわけではありません。
では、コーヒーの価格には実際に何が関係しているのでしょうか。
コーヒー豆の価格には、いろいろな違いがあります。
産地、品種、収穫量、精製方法、流通、保管、焙煎など、価格に関係する要素はいくつもあります。
では、値段が高いコーヒーほど、品質が高いのでしょうか。
答えは、そう単純ではありません。
価格が違うのは、なぜ?
コーヒー豆は、農作物です。
同じ「コーヒー豆」でも、どこで、どのように育てられたかによって、かかった費用も、できる量も違います。
たとえば、同じ品種でも収穫量が少なければ、1kgあたりにかかる費用は大きくなります。
精製方法によっても、必要な設備や手間が変わります。
さらに、生産地から日本まで運ぶための輸送費、保管にかかる費用、為替なども価格に影響します。
そして、日本に届いた生豆を焙煎し、選別し、袋詰めして販売するところまでにも費用がかかります。
つまり、店頭に並んでいるコーヒー豆の価格には、いろいろなものが含まれています。
高い豆には、何か違いがある?
価格が高い豆には、それなりの理由がある場合があります。
生産量が少ない。
特定の品種である。
栽培や収穫、精製に手間がかかっている。
品質をそろえるために選別されている。
輸送や保管にコストがかかっている。
こうした違いによって、価格が高くなることがあります。
ただし、ここで少し注意が必要です。
「価格が高い理由がある」ことと、「自分がおいしいと感じる」ことは、同じではありません。
高いから、おいしい?
ここがコーヒーの少し面白いところです。
たとえば、果物を考えてみてください。
同じ種類の果物でも、甘さ、酸味、香り、食感などには違いがあります。
値段の高いものには、希少性や栽培方法、見た目など、価格に反映される理由があります。
でも、その人が必ずしも一番高いものを一番おいしいと感じるとは限りません。
コーヒーも同じです。
浅煎りの明るい酸味が好きな人もいれば、深煎りの苦味や香ばしさが好きな人もいます。
同じ価格帯でも、味の方向はかなり違います。
だから、
「高い豆を選ぶ」
よりも、
「自分がどんなコーヒーを飲みたいのかを知る」
ことの方が、豆を選ぶときには大切になります。
では、何を見ればいい?
まずは価格だけで判断しないことです。
産地、品種、精製方法、焙煎度などを見ると、そのコーヒーがどんなものなのか、少しずつ分かってきます。
ただ、最初から全部覚える必要はありません。
「酸味のあるコーヒーが好き」
「苦味がしっかりした方が好き」
「香りの強いものが飲みたい」
「すっきりしたものがいい」
そんなところから選んでも構いません。
飲んでみて、
「思っていたより酸っぱい」
「これは好き」
「前に飲んだものと何か違う」
と感じたら、その違いを手がかりにして次を選んでいけばいいと思います。
コーヒーの値段を見るときに
コーヒーの価格には、いろいろな理由があります。
高い豆には高い理由がある場合がありますし、安い豆にも安くできる理由があります。
でも、価格そのものが味の良し悪しを決めるわけではありません。
大切なのは、
「なぜこの価格なのか」
「自分は何を飲みたいのか」
を分けて考えてみることです。
そうすると、コーヒー豆の値段も、ただの数字ではなくなってきます。