コーヒーを飲み比べると、味には違いがあります。
苦味が強いものもあれば、酸味を感じやすいもの、甘さを感じるもの、香りの印象が大きく違うものもあります。
ただ、その違いがいつでもはっきり分かるとは限りません。
豆の種類や焙煎度が大きく違えば、比較的違いは分かりやすくなります。
一方で、似たようなコーヒーを比べれば、その差は小さく感じることもあります。
また、同じコーヒーでも、淹れ方や温度によって感じ方は変わります。
そして、人によっても感じ方は違います。
ここで大切なのは、味の違いが分かるかどうかを競うことではありません。
まずは、
「さっきのコーヒーと少し違う気がする」
くらいで十分です。
その違いが、苦味なのか、酸味なのか、香りなのか。
あるいは、まだうまく言葉にできない何かなのか。
飲み比べていると、少しずつ違いに気づくようになります。
コーヒーの味を知る入口は、正解を当てることではなく、違いに気づくことなのかもしれません。